タクシーの割引といえば
障害者割引(障割)
免許証返納割引(返割)
遠距離割引(遠割)
などなど。
長時間割引というのもあるけど
これは5時間超の貸切限定なので
滅多にあるものではなく
基本は上記3種の割引がよくあるパターン。
遠割は
¥5,000を超えると自動的に
超えたぶんの運賃が1割引になるので
特に運転士が何かすることは無い。
問題は障割と返割。
最初に申し上げておくと
これは制度として決められてることなので
割引をすることに異論はありません。
ただ、その割引の際に
旅客側の義務として
障割なら身体障害者手帳or療育手帳
返割なら運転経歴証明書
これらの提示が必要です。
これらの提示をせず
「障害者だから割引しといて!」
「免許返納してるから割引しといて!」
口頭だけで割引を要求してくる旅客が
一定数、存在します。
こちらが提示を求めると
素直に応じてくださる旅客がほとんどですが
中には
「家に置いて来ちゃった」
「かばんの奥にあるから出すのがめんどくさい」
このように返されることもあります。
その際には、当然ながら
割引はいたしません。
そうすると毎回言われるのが
「◯◯タクシーなら割引してくれるのに」
これ、理由になりません
なぜならその◯◯タクシーが悪いのであって
こちらが提示を求めるのは
正当な業務だからです。
これらのタクシーの割引は全て
事業者自身が負担しています。
勘違いされがちですが
これらの割引をするにあたり
行政からの補填など一切ありません。
法人であれば会社ですが
𝒁𝑬𝑹𝑶のような個人タクシーであれば
𝒁𝑬𝑹𝑶自身が事業者として自腹を切るんです。
それを踏まえてもう1度。
旅客が本来すべき証明の提示
これをやらずに
「割引しといて!」
などと口頭で軽く言われても
割引は一切いたしません。
我々の生活の糧である運賃は
我々自身が決めたのではなく
運輸局ひいては国からの認可。
生活の糧を削るって割引するからには
旅客も、最低限
証明の提示という簡単な規定ぐらいは
守っていただかなくては困ります。